Soshi Mizukubo 水久保漱至

About

小学校低学年から陸上を始め、全国大会に出場する兄の姿に憧れ、自身も全国の舞台を目指すようになる。中学時代は度重なる怪我に悩まされるも、恩師の「天からのお告げ」という言葉に救われ、できることを積み重ねながら成長。高校では全国大会で入賞し、インターハイ4×100mリレーで2位、200m個人決勝にも進出。少しずつ勝利の喜びを知る。

しかし、大学では再び怪我との戦いが続く。1・2年時は思うように走れず、苦しい下積み時代を過ごした。それでも諦めることなく地道にリハビリとトレーニングを続け、3年目にはついに試合で躍動。自らの力で勝負できる選手へと成長を遂げた。最終学年ではコロナ禍で試合が少ない中、日本インカレ100m・200mで優勝を果たし、名実ともにトップスプリンターの仲間入りを果たす。

社会人になると、1・2年目は再び怪我に苦しむ時期が続いたが、3年目に日本選手権で表彰台に登り、大きな飛躍を遂げる。そして2023年、ブダペスト世界陸上の日本代表に選出。世界の舞台で走る夢は目前に迫る。今度こそ、個人で代表権を勝ち取るために、さらなる高みを目指して挑戦を続けている。