Maeda Issei 前田一誠


33歳。2児のパパをしながらプロバレーボール選手。
日本最高峰の「SVリーグ」での優勝を目指し、挑戦を続ける日々。競技に専念するために会社を辞めることを決断し、2度の移籍を経て、現在はジェイテクトSTINGS愛知で活躍中。応援してくれる人に「勇気や感動を届けたい」という強い想いを胸に、今もなお現役生活を突き進む。
About
姉の影響で幼少期にバレーボールと出会う。小学校にクラブチームがなかったが、友人を誘い、父に監督を引き受けてもらい、クラブチームを結成するほどバレーボールに夢中になった。
中学時代には初めて全国大会に出場して準優勝、さらにJOC(中学選抜)で日本一を経験した。そこからユース、ジュニア、ユニバーシアードと各世代の日本代表に選出されるようになり、バレーボール人生の最初の分岐点となった。
高校は地元・佐世保南高校に進学し、大学は名門・筑波大学に進学。厳しい練習の中でセッターとして必要な人間性やスキルを磨く日々。それが身を結び、2013年全日本インカレ優勝や個人賞受賞。その後、ウルフドッグス名古屋(当時は豊田合成トレフェルサ)に入団が決定する。
入団後は持ち前の堅実なトスワークでチームに貢献し、国内の主要大会(リーグ戦・天皇杯・黒鷲旗大会)それぞれで優勝を経験する。よりバレーボールに専念するために、会社を辞めて2023年からプロ転向を決意する。それから2度の移籍を経験し、昨年には11年ぶりに日本代表としてプレーし、再び大舞台で輝く。その姿に多くの人が胸を打たれた。
プレースタイルの中で最も大切にしているのは「情熱」。「応援してくれる人へ、勇気や感動、エネルギーを届けたい」との想いで、1球1球に全力を注いでいる。目指すのは、タイトル獲得、日本代表、そして海外リーグでのプレーと、さらなる高みを目指している。
バレーボール選手として12年目。決して平坦な道のりではなかったが、家族の支えと仲間とのご縁が、挑戦を続ける力になっている。プライベートでは2児のパパであり、オフは子どもたちとキャンプに出かける。全力で遊びながら、趣味のカメラを手に成長の一瞬を切り取っている。

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Profile

【 生年月日 】
1991年9月22日
【 競技 】
バレーボール
【 所属 】
ジェイテクトSTINGS愛知#17
【 出身地 】
長崎県佐世保市
【 出身校 】
佐世保南高校→筑波大学
【 主な代表歴 】
U-18ユース日本代表
U-21ジュニア日本代表
ユニバーシアード日本代表
2013年、2024年日本代表選出
